歯を長持ちさせるには日頃のブラッシングが欠かせません。歯磨きの際も正しいブラッシングをしなければ意味がありません。ポイントをおさえて1日1回は15分以上、しっかり磨きましょう。歯と歯茎の間の溝には細菌がたまりやすく、歯周病、歯肉炎の原因となります。重点的に磨きましょう。
歯ブラシは鉛筆を持つようにして軽く持ってください。 軽く持つのがポイントです。力を入れすぎず、強くゴシゴシ磨くのではなく、軽くサラサラと磨きましょう。
1~2本の歯に毛先を当て30回ほど小刻みに振動させるように動かすのがコツです。全体的に何となく磨くのではなく、1本1本、確実に磨きましょう。
歯ブラシの毛先は歯よりも歯茎にあてます。歯と歯茎の間に45度程度の角度であて、1mm位の幅を往復するようなイメージで細かく動かします。
当院では歯周病治療に力を入れています。ここでは当院がご提供する歯周病予防プログラムについて詳しくご紹介します。患者様自身が歯周病を理解し、日々のブラッシングと定期的なメンテナンスで予防する意識を持っていくことが大切です。
レントゲンを撮って骨の状態を見たり、歯周ポケットの深さを測ったりして患者様の現在の口腔内を詳しく検査します。
1. 口の中(口腔内)の写真撮影
検査の結果を踏まえてカウンセリングを行い、患者様の現在のお口の状態を丁寧にご説明致します。患者様の生活習慣やブラッシング方法の確認をし、患者様の口腔内を一緒に観察しながら、プラークコントロールの大切さを説明させていただきます。気になる点などございましたら、何でもご相談ください。
歯周病は生活習慣病です。歯周病になりやすい生活をしているかチェックをし、生活習慣の改善が必要な場合はその提示を行います。
自分ではきちんと磨いているつもりでも、きちんと磨けているとは限りません。患者様が現在行っているブラッシングをチェックし、患者様一人ひとりに合った適切なブラッシング指導を行います。
虫歯や歯周病は口腔内細菌が引き起こす感染症です。患者さまのお口の中で活発に活動する細菌を実際に見て頂き、プラークコントロールの大切さを再確認していただきます。
歯垢(プラーク)の染出しを行い、磨き残しを確認します。まずは患者さんご自身で赤く染まったプラークを落とせるよう考えていただきながら磨いていただきます。次にもっと効果的、能率よく落とせる方法を担当衛生士からアドバイスさせていただきます。
普段、ご自宅で行う歯磨きだけでは、虫歯の原因である歯垢(プラーク)は60%程度しか落とせないといわれています。歯磨きだけで除去できない歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)の細菌を歯科医院で専用の器具を使い、徹底的に除去します。定期的に歯垢を除去をすることで、虫歯や歯周病を予防できます。
自分ではきちんと磨いているつもりでも、きちんと磨けているとは限りません。患者様が現在行っているブラッシングをチェックし、患者様一人ひとりに合った適切なブラッシング指導を行います。
フロスの目的、効果的な使い方を詳しくご説明いたします。歯ブラシだけでは汚れをキレイに落とすことができません。プラークがたまりやすい歯と歯肉の溝、狭い歯間はデンタルフロスでしっかりとケアすることが肝心です。デンタルフロスがみなさんの歯や歯ぐきを救うといっても過言でありません。
再び、歯垢の染め出しを行い、プラークコントロールができているかチェックをします。ブラッシング、デンタルフロス、その他の道具を使う習慣が身についてきたでしょうか?
毎日同じリズムでできるようになったら終了です。